BEAUTY おとなの口腔育成
BEAUTY おとなの口腔育成について
食べ物を噛むことや飲み込むこと、それに発声するなどの機能をまとめて口腔機能といいます。お口周りの筋肉が弱まっていたり口呼吸になっていたりすると、口腔機能が低下して歯並びなどに影響することが考えられます。お口の機能を向上させて歯や全身の健康を維持していくのが、口腔育成です。
口腔育成はこどもが受けるものというイメージをもたれがちですが、津田沼こども歯科・おとなこども矯正歯科ではお子さまだけでなくおとなの方にも口腔育成を行なっています。おとなの方も口腔環境を向上させることで、全身の健康やお顔の美しさにも良い影響が生まれます。
お口のトータルビューティー
口腔育成によってお口周りの筋肉を鍛えたりすると、目元などのさまざまなお顔の筋肉がしっかり動くようになります。こうした筋肉を総称して「表情筋」といい、お顔や全身のエイジングケア効果があります。
お口の筋肉をしっかりトレーニングすると表情にも自信が生まれ、内面が豊かになってストレスも軽減されます。パソコンやスマートフォンを見て過ごす日々を送る方こそ、表情筋をしっかり鍛えることが大切です。
表情が良くなるだけでなく全身の姿勢も正しくなり、すべての面で美しくなる「トータルビューティー」を得られます。
お口の筋肉と全身とのつながり
お口周りの筋肉は、全身の健康にもつながりがあります。口腔筋のバランスが悪くなってこわばると表情筋も硬くなり、お顔がたるむ要因になります。また、肩こりや頭痛、姿勢の悪化などの原因になることがあります。表情筋をトレーニングして若々しい表情を手にすることは、心身の健康にもつながります。
表情筋のたるみ
人間の表情を作る表情筋は、大頬骨筋や口角挙筋、オトガイ筋、頬筋などさまざまな種類があります。これら多くの表情筋は口の周りから放射状に走行しています。お口周りの筋肉をあまり使わずにいると、表情筋も衰えてしまい、重力に逆らえなくなって頬や首がたるむ原因となります。また、ほうれい線ができたり口角が下がったりして、老けて見えるようにもなります。お口周りのトレーニングをすることで、いろいろな表情筋を間接的に鍛えることにもつながります。
肩こり
肩こりの原因がお口の筋肉に見られるケースもあります。
食事をするときに片側のあごで食べる癖がついていたり、寝ているときに歯ぎしりをしていたりすると、かみ合わせが悪くなります。すると、首周りや肩などにつながる筋肉を使うバランスも悪くなり、疲労感やこりを感じてしまいます。
慢性的な肩こりに悩まされている場合は、口腔筋に原因があるかもしれません。
猫背・ストレートネック
姿勢が悪くなって猫背になると、頭が前方に落ちるようなかっこうになります。重力で自然に落ちようとする頭を支えるために首で持ち上げようとしますが、こうなると腹筋が使えなくなって緩んでしまい、横隔膜が機能しにくくなって腹式呼吸が苦しくなります。そこで、十分な空気を吸うために鼻呼吸から口呼吸へと変化してしまい、口腔筋のバランスが崩れてしまいます。
また、頭の重心がずれてしまう要因に、ストレートネックもあります。スマートフォンを見るなどして長時間うつむいていると首がまっすぐになりやすく、かみ合わせなどにも影響が出ます。
いびき
口腔筋が衰えると、舌の筋力も落ちてしまいます。すると、舌の位置が下がってしまい、寝ているときに落ちてきた舌によって喉の奥の空間が狭くなります。このようなメカニズムによっていびきが発生することがあります。
舌を支えている筋肉とお口周りの筋肉はつながっており、口腔筋が弱ってくると寝ているときに舌を支えられなくなります。いびきは単に音が大きいだけでなく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という睡眠時に何度も呼吸が止まってしまう病気を引き起こすおそれもあります。
口腔筋のトレーニング
舌や唇、それに頬などのお口周りの筋肉を鍛えて、適切に機能するようにトレーニングします。舌や唇が正しい位置に置かれるように改善し、筋肉のバランスも整えていきます。まずは患者さまの癖や筋肉のバランスなどを確認し、どのように口腔育成を行なうか計画します。トレーニングでは専用の器具を使うなどしますが、方法は難しくありません。トレーニングの方法自体は当院で指導するものの、基本的にはご自宅で継続して行なっていただきます。
リップエステ
リップエステではマッサージでお口周りの筋肉をほぐし、クレンジングによる老廃物の除去、ヒアルロン酸で潤いを与えるなどしていきます。また、治療の回数を重ねることでさらに効果が高まることがあります。
潤いのある唇を手にし、口元の美しさをさらに高めていきませんか?
このような方におすすめ
- 唇の縦じわが気になる
- 唇にハリや潤いが欲しい
- 唇の色やくすみが気になる
- 唇がカサカサして乾燥しやすい
- ヒアルロン酸注射は価格が高い、怖いと思っている
リップエステにともなう一般的なリスク・副作用
- 審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 施術中に、ピーリングや温熱パックなどによる刺激を感じる場合があります。
- 施術の流れ、仕上がりには個人差があります。
- 効果は永久的なものでありません。